カントン包茎の症状をチェック
カントン包茎は放置すると危険な症状ということから、健康保険での治療を受けることができます。包皮を無理やり剥いて亀頭を露出し、そのまま包皮が元の状態に戻らなくなっている症状がカントン包茎です。
亀頭部分が包皮で締め付けられているような状態となり、むくみが生じてきます。痛みを感じるのはもちろんのこと、痛みだけでなく狭い包皮口で男性器が締め付けられ、うっ血した状態になるのがカントン包茎の怖いところです。
うっ血して血液の流れが悪くなってしまうと細胞の壊死に繋がります。このような状態となってしまった場合、最悪のケースでは男性器を切り落とす選択を考える必要さえ出てきます。
カントン包茎には3つのグレードがあると言われており、包皮のむくみのみの症状はグレード1の軽症です。むくみがあり血流が悪く亀頭もなったことでうっ血が起こっているケースはグレード2、亀頭に潰瘍や出血が見られる場合は重症のグレード3となります。
カントン包茎の費用相場
カントン包茎は治療が必要な状態ということから、健康保険が適用されます。健康保険での支払いが可能なので、自由診療での手術と比較すると金銭的な負担を軽くして施術を受けられます。
カントン包茎を保険適用での手術で改善する場合の相場は、手術代や入院費に薬代などを全て含めて約5万円から8万円ほどです。10万円以下という金額ですので金銭的に手術が難しいと感じている人も、チャレンジしやすいのではないでしょうか。
ただ、健康保険を使う場合は受けられる手術が限られてきます。環状切除術か背面切開術という施術法が健康保険用される方法です。環状切除術・背面切開術は仕上がりのことは考えず、カントン包茎を解消するということを目的としています。
ですので、術後にツートンカラーになってしまったり、傷跡が目立つなど見栄えが悪くなるケースが多いようです。もし、仕上がりの良さまで考えるのであれば、自由診療となる手術を検討する必要もあります。
まとめ
カントン包茎は亀頭部分が包皮で締め付けられている状態です。そのまま放置してしまうと、むくみが生じたり最悪の場合はうっ血し、細胞が壊死して男性器を切り落とさなければいけないケースも出てきます。見た目が悪いというだけでなく、このようなリスクがあることも考えてカントン包茎は放置せず、手術で改善することをおすすめします。
カントン包茎は治療が必要な状態と認められているので、健康保険が適用されます。保険適用の手術の場合、約5万円から8万円が平均的な相場です。